- アーテックエジソンアカデミーの体験教室の内容
- アーテックエジソンアカデミーのメリットデメリット
プログラミングが小学生の授業の必修となり、興味をお持ちのお子さん・親御さんも多いことでしょう。

いざプログラミング教室を探すと、たくさんあって迷ってしまいますよね
我が家も年長の下の子がプログラミング大好きで、「アーテックエジソンアカデミー」体験教室を受けてみることにしました。
実際に体験をして授業の内容がよく分かったので、正直なメリットデメリットをお伝えします。
これから体験教室を申し込む方のご参考になれば幸いです。
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1.アーテックエジソンアカデミーとは

アーテックエジソンアカデミーとは幼稚園・小学生から始められるキット教材を使ったロボットプログラミング教室です。
学校教材の老舗である株式会社アーテックが運営母体であり、全国各地に教室があり、自分の住んでいる地域から教室を探すことができます。
パソコンを使ったプログラミング教室は数多くありますが、ロボットを組み立てるところから始める教室はまだ多くはありません。
自分で作ったロボットを自分で動かすところまで経験することで、子供の創造力と思考力を育てる今注目の教室です。
対象年齢別に二つのカリキュラムがあります。
カリキュラム名は異なりますが、体験教室申し込みはどちらも同じサイトから行えます。
今回は、年長の息子と一緒に、アーテックの体験教室を受けてきました。
2.アーテックエジソンアカデミー体験教室を受講してみた
次の流れでアーテックエジソンアカデミー体験教室を受講しました。
- サイトから申し込み
- 電話での受講日調整
- 体験教室受講
- 体験後のフォロー
体験までどれくらい時間がかかるのか、体験内容はどういったものなのか、体験後は売り込みなどがあったのか。ここでは実際に体験してきたことをお伝えします。
申し込みから体験当日まで
アーテックエジソンアカデミー体験教室の申し込みから体験当日までの流れは次のとおりです。
- 4/5WEBサイトから申し込み
アーテックエジソンアカデミーのWEBサイトから無料体験教室に申し込みます。
≫アーテックエジソンアカデミー公式サイトを見るすぐに申し込み完了のメールが送られてきました。
- 4/6体験日調整
次の日には教室から電話がかかってきました。その電話で、体験日の調整をします。
今回は、月曜日の夕方と土曜日の午前中を提案されたので、都合のつく月曜日の夕方で予約しました。
まちこ私の都合が合わず日程が後ろになってしまいましたが、予定が合う方はすぐに体験できます
- 4/24体験日当日
親子で教室に向かいました。持ち物は不要でした。
ちなみに、アーテックエジソンアカデミーはフランチャイズ展開しているため、教室の名称はそれぞれ異なります。

申し込む際に教室名を確認できます。
入室
体験日当日、夕方18:00からの体験教室に向かいました。
5分前くらいに教室に入ると、前の時間の教室が終わったばかりだったので、待合室で少し待ちます。
時間ぴったりに呼び込まれ、体験教室が始まりました。

先生は経験豊富でやさしそうな女性の先生でした。小さい子の扱いにも慣れている方でした。
この時間の体験者はたまたまうちの子一人だけだったので、マンツーマンになり、手厚い授業をしていただけました。
まずは挨拶をした後に、名前や年齢を聞かれ子供の緊張をほぐしてくれます。
前半:ブロックパズル
早速授業の内容に入りました。

まずはキットのブロックを使った組み立てパズルを行いました。
テキストに描いてある形にブロックを組み立てるところから始めます。普段からブロック好きの息子は興味津々で、どんどん進めていきます。
途中で少し難しくなると先生がヒントを出してくれたり、きちんとブロックがはまっていないときはこっそりはめてくれたりと、息子の作業を邪魔しないようにさりげなくアシストしてくれます。
最後は、3次元のバランスパズルといった普段やらない高度な課題にも挑戦しました。
初めてですが、試行錯誤しながらバランスを取れるように組み立て、高度な課題をやりとげた息子は満足げでした。
ちょうど30分たったころにブロックパズルは終了しました。

今回使ったブロックとテキストはお土産にいただくことができました。

自宅に帰ってから、息子はたいけんシートの残りの課題に熱中して取り組んでいました
後半:ロボットプログラミング
次にロボットプログラミングの体験を行いました。
体験ですので、ロボットは最初から組み立ててある自動車ロボットを使いました。

専用のビジュアルプログラミングソフトで、ロボットの動きと動く時間を設定して動かします。

初めにマウスの使い方を教えていただきました。息子もすぐマウスを使えるようになりました。

使ったことがなくても安心です
そのあと、自動車ロボットをスタート地点からゴール地点に到達するよう、自分でプログラミングするテーマが与えられました。
1秒間に動く距離を確認して、何秒動かせばゴールにたどり着けるかを自分で考えながら設定します。

はじめに息子が自分で「3秒かな?」と予測し、秒数を設定してロボットに指示をしました。
本格的なプログラミングさながら、設定した後にコンパイルとロボットへの書き込みを行い、ロボットを動かせる状態にします。
3秒だとまだ足りないようでした。その後、残りの距離を測り、秒数を変えてトライします。
行きすぎたりしながら、何度か試すうちに最終的にゴール地点ぴったりに止めることができました。
その間、先生は考え方や操作方法は助けてくれますが、基本的に子ども自身に考えさせて自分でやりきることを大事にしているようでした。
体験後の勧誘はなし
あっという間に1時間の体験教室は終了しました。
体験後に、教室への勧誘があるのかなと思っていましたが、パンフレットをいただいた程度で特に勧誘はありませんでした。
逆にこちらから空き時間や、カリキュラムについていくつか質問をすると、丁寧に答えていただけました。
「検討していただいて申し込むことになったら1週間後くらいをめどにご連絡をください」と教室の連絡先をいただいて体験教室は終了しました。
体験してみて、授業の内容が分かったのと同時に子供の適正や興味がよく分かったので、有意義な経験でした。
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3.アーテックエジソンアカデミーのメリット
アーテックエジソンアカデミー体験教室を受講して分かったメリットはこちらです。
詳しく解説します。
ブロックとロボットをつかったリアルなプログラミングが経験できる

通常のプログラミング教室はパソコンの画面だけを使って行うものが多いです。
それでも学びにはなるのですが、自分の手を動かしてロボットを動かせたときの達成感はひとしおです。
アーテックエジソンアカデミーは、自分で考えて組み立てたロボットを動かせるのが大きな特徴です。
今回の体験教室でも、試行錯誤しながらロボットを思い通りに動かせたときの息子の満足げな顔が見られました。
この楽しさが毎週続けば、きっと自分からどんどん学び、どんどん作っては動かし、実行力が鍛えられるだろうなぁと感じました。
また、ブロックやロボットなど3次元の組み立てを行うことで、3D空間把握力も鍛えられます。
将来、数学や物理など様々な分野で役立ちます。
子供が自ら考え、実践し、学ぶことができるカリキュラム

一方的に教えられる教室と違い、アーテックエジソンアカデミーは子供自身に考えさせることを中心とした授業になっています。
間違ったり、なかなか思うようにいかなくても、先生はしばらくじっと見守っていてくれます。時間がかかりすぎる場合だけヒントを出してくれたり、少し手伝ってくれたりしました。
そのかいあって、最後には用意されたカリキュラムをすべてクリアすることができ、自分で最後までやり切ったという自信をつけたようでした。
年長の息子は、「ちょっと難しかったけど最後までできたよ」と誇らしげでした。
最後まであきらめない力や論理的思考力につながる、とてもいい教え方だと感じました。
少人数でじっくり向き合ってくれる教え方

今回の体験教室はたまたまマンツーマンでしたが、普段でも最大3~4人までの少人数で授業をしているとのことです。
人数が多すぎるとちょっと聞きたいタイミングで聞けなかったりして、手が止まってしまうことがあります。
今回、初めてでしたが、わからないときは先生にすぐ聞くことができて、インタラクティブに課題を進めることができました。
先生もとても気さくで丁寧に教えてくださり、内気な我が子も話しやすそうでした。
少人数授業は大人とのコミュニケーションの練習にもなります。
上達すれば高度なプログラミングやプレゼンテーションも学べる

アーテックエジソンアカデミーは、基礎的なところから始めて、中上級者にステップアップするとより高度なカリキュラムが用意されています。
最終的にはコンテストやプレゼンテーションの大会もあるようです。
そこまで行けたら子供の大きな自信になることは間違いないでしょう。
毎週の授業で少しずつ、操作の仕方や考え方を学び、できることがどんどん広がっていくカリキュラムは魅力的です。
将来の進路選択や職業選択にもつながるきっかけを作れる
自分の子供にプログラミングやものづくりに興味を持ってもらいたい、理系の道に進んでもらいたい、という親御さんも多いのではないでしょうか。
理系の道では、専門性を磨き、これからのAI時代にも替えのきかない人材になることが期待できます。
アーテックエジソンアカデミーでは、モノづくりやプログラミング、3D空間把握能力など、理系の道に進むのに必須な様々なスキルを身につけることができます。
将来に直結する習い事はそう多くはありません。
ぜひロボットプログラミング教室で、子供の進路や職業選択の幅を広げてあげましょう。
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4.アーテックエジソンアカデミーのデメリット
アーテックエジソンアカデミー体験教室を受講して分かったデメリットはこちらです。
詳しく解説します。
自宅学習が難しい
アーテックエジソンアカデミーは、パソコンを持っていなくても受講することができます。教室に貸し出しパソコンがあり、それを使ってプログラミングを行うためです。
一方、そのパソコンとソフトがなければプログラミングができないため、自宅学習は難しいです。
ただ、プログラミングの考え方自体はどのソフトを使っても一緒なので、自宅では別の教材で遊ぶというのも一つです。
今回、ブロックは持ち帰ることができました。ブロックやロボットは組み立てて遊ぶことができるので、自宅では手を動かす練習は行えます。
教材の初期費用がかかる
正式に教室に通うことになると、教材の初期費用が掛かります。
正確な費用は教室によって違うようですが、今回体験した教室では\37,400の教材費が必要とのことです。
少し高額にも感じますが、一般的なロボットプログラミング教材はそれくらいするものです。
また、サッカーでもピアノでも習い事を始める際にはある程度月謝以外の費用はかかるものなので、必要経費と思って割り切りましょう。
↓各ならいごとの月謝以外の費用目安
プログラミング | サッカー | ピアノ |
・教材費 トータル37,400円 | ・ボール ・スパイク ・ソックス ・レガード ・練習着 ・ピステ ・かばん トータル2~3万円程度 | ・ピアノ ・発表会 ・発表会服装 ・楽譜 トータル6万円程度~上限なし (ピアノによる) |
同年代の人間関係作りの練習にはなりづらい
ロボットプログラミングは自分の課題に集中して取り組むため、周りの子供と話したり遊んだりする機会は多くありません。
一人で黙々と考えることが好きなタイプの子には取り組みやすいでしょう。
一方、すぐ席を立って動き回ったり、周りの子供に話しかけるような子でも、集中力をつける訓練になります。
お友達との関係作りは幼稚園や小学校に任せ、アーテックエジソンアカデミーでは自分の力で物事を考える力を身につけさせましょう。
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5.アーテックエジソンアカデミーはこんな人におすすめ
以上のメリットデメリットを踏まえアーテックエジソンアカデミーはこんな人におすすめです。
今回体験して分かったのは、自分の子供がプログラミングやカリキュラムに興味があるか、合っているかどうかです。
体験してみないとわからないので、まずは無料の体験教室から始めてみましょう。
6.アーテックエジソンアカデミーの疑問に答えるQ&A
- Qアーテックエジソンアカデミーは何歳から始められますか?
- A
幼稚園年長(5歳くらい)から始められます。正確には教室ごとの判断になるとのことですので最寄りの教室に問い合わせてみてください。
- Qアーテックエジソンアカデミーの料金はどれくらいですか?
- A
アーテックエジソンアカデミーはフランチャイズ教室のため、通う教室によって料金が異なるようです。詳しくは各教室にお問い合わせください。
ちなみに、今回我が家が体験した教室の料金はこちらです。
授業時間 :1回50分
授業回数 :週1回(月3~4回)
入学金(初回):¥5,500
教材費(初回):¥37,400
授業料(月):¥9,350
(※税込み)
7.まとめ:アーテックエジソンアカデミーは子供の創造力を育てる
この記事では、
- アーテックエジソンアカデミーの体験教室の内容
- アーテックエジソンアカデミーのメリットデメリット
をお伝えしました。
ブロックやロボットを使いながら子供の創造力と実践力を伸ばすのがアーテックエジソンアカデミーの特徴です。
我が家の息子も体験教室に行き、プログラミングへの意欲と興味が高まったようでした。
体験授業は無料ですので、ぜひ一度お近くの教室を検索してお気軽に体験してみてください。
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