- LITALICO(リタリコ)ワンダーの体験教室の内容
- LITALICO(リタリコ)ワンダーのメリットデメリット
プログラミングやロボットに、興味をお持ちのお子さん・親御さんも多いことでしょう。

いざプログラミング教室を探すと、たくさんあって迷ってしまいますよね
我が家も年長の下の子がプログラミング大好きで、【LITALICOワンダー】体験教室を受けてみることにしました。
実際に体験をして授業の内容がよく分かったので、正直なメリットデメリットをお伝えします。
これから体験教室を申し込む方のご参考になれば幸いです。
1.LITALICO(リタリコ)ワンダーとは

LITALICO(リタリコ)ワンダーとは、幼稚園・小学生から始められるテクノロジーを道具にモノづくりを行う教室です。
株式会社LITALICOが運営しており、関東圏内の自分の住んでいる地域から教室を探すことができます。
自分で作ったロボットを自分で動かすところまで経験することで、子供の創造力と思考力を育てる今注目の教室です。
内容や対象年齢別に5つのコースがあります。
コース名 | 対象 |
ゲーム&アプリプログラミングコース | 年長~高校生 |
ゲーム&アプリエキスパートコース | 小3~高校生 |
ロボットクリエイトコース | 年長~小3 |
ロボットテクニカルコース | 小3~高校生 |
デジタルファブリケーションコース | 小1~高校生 |
どのコースも体験教室申し込みは同じサイトから行えます。
今回は、年長の息子と一緒に、ロボットクリエイトコースの体験教室を受けてきました。
2.LITALICO(リタリコ)ワンダー体験教室を受講してみた
次の流れでLITALICO(リタリコ)ワンダー体験教室を受講しました。
- サイトから申し込み
- 電話での受講日調整
- 体験教室受講
- 体験後のフォロー
体験までどれくらい時間がかかるのか、体験内容はどういったものなのか、体験後は売り込みなどがあったのか。ここでは実際に体験してきたことをお伝えします。
申し込みから体験当日まで
LITALICO(リタリコ)ワンダー体験教室の申し込みから体験当日までの流れは次のとおりです。
- 6/7WEBサイトから申し込み
LITALICO(リタリコ)ワンダーのWEBサイトから無料体験教室に申し込みます。
≫【LITALICOワンダー】すぐに申し込み完了のメールが送られてきました。
- 6/8体験日調整
次の日には教室から電話がかかってきました。その電話で、体験日の調整をします。
直近の土曜日が開いているとのことで、土曜日の午前中でお願いしました。
まちこ併せて子供の好きなものも聞かれました。
恐竜や車と答えたところ、実際に興味にあった課題を用意してくださっていました。
- 6/10体験日当日
親子で教室に向かいました。持ち物は不要でした。
ちなみに、LITALICO(リタリコ)ワンダーはすべて直営で、関東圏内で下記21か所で開校されています(2023/6月現在)

主要駅の、新宿・渋谷・池袋・川崎・横浜など便利な場所で受講できるのはうれしいですね。
入室
体験当日、朝からワクワクしている息子を連れて10分前くらいに教室に向かいました。
前室で必要事項を記入しながら始まるのを待ちます。
時間ぴったりに今日の先生が息子のところに来てくれて、体験教室が始まりました。
なんと体験教室はマンツーマン授業とのことです。

先生は若い男性の先生でしたが、とても丁寧に接してくれる方で人見知りする息子もすぐに打ち解けていました。
この時間、生徒さんは9名くらい。皆さん、年齢もコースもバラバラとのことです。
この日は生徒3名に1人の先生がついてじっくり教えてらっしゃいました。
親は少し離れたところから様子を伺います。
前半:キットでの走る恐竜の車づくり
早速授業の内容に入りました。
この日は、事前に恐竜や車が好きと伝えていたところ、走る恐竜の車づくりが用意されていました。
電子工作が初めての息子にはちょっと難しいかなと思いましたが、先生のアシストのもとでどんどん作っているようでした。

iPadで作り方のテキストを見ながら、ブロックプールから適切なパーツを探し出して、順番通りに組み立てていくようです。
ブロック好きの息子には、授業というよりか、楽しい遊びといった感覚だったことでしょう。
熱中してどんどん組み上げていくようです。
途中で、モーターやケーブルなど電気パーツを組み込むときは、先生がさりげなくアシストしてくれます。
決して先生が教えず、子供と会話しながら子供自身が気付くようにコミュニケーションを重視しているようでした。
電子工作は初めてでしたが、試行錯誤しながら恐竜の車を完成させ、満足げな息子でした。
課題にはたくさんの種類があり、毎回異なる課題に挑戦するようです。

楽しみながら次第に難しい組み立てもできるようになりそうです。

すっかり電子工作好きになった息子。
家に帰ってからもまた作りたいって言ってました
後半:ロボットプログラミング
恐竜の車を組み立てた後は、ロボットプログラミングの体験を行いました。
iPadのScratchというビジュアルプログラミングツールでプログラミングを組み立てていくようです。

パソコンを使わないので、マウスやキーボードなどのスキルが不要ですぐに取り掛かることができます。
iPadの使い方は最近の子供は慣れていますもんね。

動かし方やLEDの光らせ方、音の出し方など、複雑な機能をひとつづつ教えてもらいながら、プログラムしていくようです。

先生も子供と一緒の目線で教えてくれるので、息子も理解が早かったみたいです
熱中した息子は、意外と飲み込みが早かったみたいで、普段の体験教室ではやらない少し難しい課題にも挑戦していたようです。
1時間の体験教室はあっという間でした。
最後に、親のところに自分で作った作品を見せに来てくれます。
自分で作ったものを他人にプレゼンするところまでが授業の一環とのことでした。

「説明書と違ってタイヤを大きくしたよ」と自慢げに話してくれました。
作って動かしたら終わりではなく、こうして自分の作品のいいところや工夫したところを言語化するというのは重要なコミュニケーションの練習になります。
それでも堅苦しいところは一切なく、子供は最初から最後まで遊び感覚で楽しみながら、いろいろなスキルが身に付きそうです。
体験後のフォロー
本来の時間1時間を少しオーバーして体験教室は終了しました。
体験後に、分かりやすいパンフレットを見せていただきながら、コースの違いや続けるとできるようになることを教えていただきました。
併せて、料金や現状の申し込みの状況(混雑具合)なども率直に教えていただき、気になっていたことはすべてクリアになりました。
「体験教室は2回まで受講可能なので、ぜひ次回はご両親で見学に来てください」と教室の連絡先をいただいて体験教室は終了しました。
体験してみて、教室の雰囲気が分かったのと同時に子供の適正や興味もよく分かったので、有意義な経験でした。
3.LITALICO(リタリコ)ワンダーのメリット
LITALICO(リタリコ)ワンダー体験教室を受講して分かったメリットはこちらです。
詳しく解説します。
1回の授業の中でロボット制作とプログラミングのどちらも行えるカリキュラム

通常のプログラミング教室はパソコンの画面だけを使って行うものが多いです。
それでも学びにはなるのですが、自分の手を動かしてロボットを動かせたときの達成感はひとしおです。
LITALICO(リタリコ)ワンダーは、自分で考えて組み立てたロボットを動かせるのが大きな特徴です。
今回の体験教室でも、試行錯誤しながらロボットを思い通りに動かせたときの息子の満足げな顔が見られました。
また、他のロボットプログラミング教室では、ロボット制作とプログラミングを別の回に分けて行うことが多かったです。
一方、LITALICO(リタリコ)ワンダーでは1回あたりの時間を90分という少し長めにとって、ロボット制作とプログラミングを1回の授業で終わるように設定されています。
子供のもう少しやりたい、せっかく作ったものを動かしたい、という欲求にこたえてくれます。
満足度とモチベーションUPにつながるようです。
子供目線で先生がサポート、子供が自ら考える力をつけてくれる

LITALICO(リタリコ)ワンダーでは、学校の授業のように机に座っての授業ではなく、床やテーブルなど自由な形態で授業を行います。
そして先生は子供と同じ目線で接してくれるため、先生というより、一緒に作ってくれるお兄さんお姉さんという感覚で親近感を持ちやすいようです。
それでいて、しっかりと専門の研修を受けられた先生ということで、子供との接し方や教え方はとても上手でした。
息子も、難しい課題に挑戦したにもかかわらず、いつの間にかやり遂げられたのはやはり先生のサポートのおかげでした。
ロボットクリエイトコースは高額なキット代金が不要

ロボットプログラミングに必要な教材は通常、自分で購入することが多いです。
そのため、初期費用が数万円単位でかかり申し込みのハードルを高くしていました。
ところがLITALICOワンダーのロボットクリエイトコースは、教材はすべて教室で用意してくれるため、購入が不要です。
せっかく、高価な初期費用を払ったのに興味が続かずすぐやめるというようなリスクを回避できます。
希望に合わせて他のコースに移ることもできる

LITALICO(リタリコ)ワンダーには、特色や対象年齢の異なる5つのコースがあります。
そして、LILALICOワンダーの利点として、希望とタイミングに合わせて、他のコースに移ることができるそうです。
コースは先生と相談しながら月単位で決めるそうです。
始めに申し込んだコースが残念ながら合っていなかった場合や、すぐに上達した場合でも、他のコースに移ることでモチベーションを継続することができます。
今回は、ロボットクリエイトコースに申し込みましたが、息子は教室においてあった3Dプリンタや3D造形物にも興味津々でした。


3D制作は、デジタルファブリケーションコースで学べるそうです。
珍しい3D制作のコースがあるのもLITALICO(リタリコ)ワンダーの特徴ですね。
毎回のプレゼンやイベント参加によりコミュニケーション力も身につく
プログラミングだけ学ぶと、つい一人で熱中してしまって周りとのコミュニケーションが取りづらくなるのでは?という心配を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
LITALICO(リタリコ)ワンダーは、そういった心配もケアするカリキュラムになっています。
実際に体験を通して分かったのですが、他のプログラミング教室に比べてコミュニケーションを取る機会が多いです。
先生とはもちろん、周りの同学年の子供同士も自然と協力して作品を作ったりしていました。
また、授業の最後には、親へのプレゼンテーションを毎回必ず実施するとのこと。
さらに、多くのイベントやワークショップも企画されており、発表の機会が豊富です。

プログラミングを習いながら、コミュニケーションの練習にもなるのがLITALICOワンダーのいいところです。
4.LITALICO(リタリコ)ワンダーのデメリット
LITALICO(リタリコ)ワンダー体験教室を受講して分かったデメリットはこちらです。
詳しく解説します。
自宅学習が難しい
LITALICO(リタリコ)ワンダーのロボットクリエイトコースは、始めるにあたって何も用意する必要がありません。
ロボット制作キットやプログラミング用のiPadなどすべて教室に用意してあります。
一方、自宅に持ち帰れるものはないため、自宅学習は難しいです。
ただ、プログラミングの考え方自体はどのソフトを使っても一緒なので、自宅では別の教材で遊ぶというのも一つです。
別途自宅での学習用に、アプリやキットを用意するのがおすすめです。
月謝が高め
LITALICO(リタリコ)ワンダーの月謝は、正直なところ最初に聞いたときは高いと感じました。
↓LITALICO(リタリコ)ワンダーの費用
入会金 | ロボットクリエイトコース ロボットテクニカルコース ゲーム&アプリプログラミングコース デジタルファブリケーションコース | ゲーム&アプリエキスパートコース |
→いまなら特別割引で\6,500 ※ロボットテクニカルコースは別途教材費がかかる(要問合せ) | 月謝 月4回:\29,700 月謝 月8回:\52,800 | 月謝 月4回:\34,100 月謝 月8回:\61,600 |
ただ、通常60分授業が多いところ、LITALICO(リタリコ)ワンダーは毎回90分授業です。
また、ロボットテクニカルコース以外は教材費がかからないことを考えると、そこまで高くはないとも思えます。
そして、どの教室も駅近の便利な立地で、教室環境もよいです。
カリキュラムや先生の質も高いことを考えると、値段に見合った価値はあると思うようになりました。
何より、子供の好きという気持ちを後押ししてあげたいですよね。
5.LITALICO(リタリコ)ワンダーはこんな人におすすめ
以上のメリットデメリットを踏まえLITALICO(リタリコ)ワンダーはこんな人におすすめです。
月謝は若干高めですが、費用に見合う魅力があります。一度体験してご自身で確かめてみてください。
>>【LITALICOワンダー】<<
6.LITALICO(リタリコ)ワンダーの疑問に答えるQ&A
- QLITALICO(リタリコ)ワンダーは何歳から始められますか?
- A
幼稚園年長(5歳くらい)から始められます。正確には教室ごとの判断になるとのことですので最寄りの教室に問い合わせてみてください。
- QLITALICO(リタリコ)ワンダーは授業の振り替えはできますか?
- A
事前にアプリもしくは、教室への連絡で空いている枠へ振替は可能です。
特に回数制限もないようなので、お子様や家庭の都合に合わせて日程調整できるのは安心ですね。
7.まとめ:LITALICO(リタリコ)ワンダーは子供の楽しみが詰まった教室
この記事では、
- LITALICO(リタリコ)ワンダーの体験教室の内容
- LITALICO(リタリコ)ワンダーのメリットデメリット
をお伝えしました。
我が家の息子も体験教室に行き、プログラミングへの意欲と興味が高まったようでした。
今回体験してLITALICO(リタリコ)ワンダーの魅力がよく分かりました。
自分の子供にあっているかは体験してみないとわかりません。
LITALICO(リタリコ)ワンダーは2回まで無料体験できます。
まずは気軽に近くの教室を探すことから始めてみましょう。
プログラミング
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