【検証】みもりGPSトークの精度がいいのは誤差防止に独自の工夫があった

こども見守りGPSを選ぶにあたって、スペックだけ見てもわからないのは「精度のよさ」です。

今回は、メッセージ送受信ができ、使い勝手のよさを実感している「みもりGPSトーク」の精度を検証しました。

実際に使ってわかったGPS精度を、正直にご紹介します。

1.みもりGPSトークの精度検証の前提

みもりGPSトークは、人工衛星からの電波による位置測位を中心に、以下の測位方式を複数組み合わせて測定しています。

サービス名	測位方式
みもりGPSトーク	A-GNSS（GPS/みちびき/GLONASS/BeiDou/Galileo） Wi-Fi SBAS 基地局測位(NTTドコモ)

「みちびき」を含む各国のGPS衛星に対応し、高層ビル周辺でも正確に位置を把握できます。

通園・通学を想定し、検証しました。なお、土地バレを防ぐため、すべて出先で検証しております。

2.みもりGPSトークの屋外での精度

みもりGPSトークの屋外での精度を、実際に使って試しました。

子供にGPSを持たせる場合、一番多く使うケースは通学などの徒歩移動です。

通った道沿いにしっかり補足してくれていおり、精度のよさが伺えます。

地図を拡大してみると、さらにしっかり移動経路を追えているのが確認できました。

多くの場合、行きと帰りで通る道は同じです。

矢印で進行方向が示されているため、帰り道でも見やすいです。

ちなみに、GPSの位置更新間隔は長めにも変更できますが、設定するとどうなるか見てみましょう。

GPSの位置更新頻度を長めにし移動スピードをあげると、このような履歴表示になりますが、移動経路や現在地はしっかり捕捉しています。

ただし、更新間隔が長いほうがバッテリー持ちはいいので、使い分けるとよいでしょう。

みもりGPSトークは普段はバッテリー持ちに配慮しつつ、登校時間帯には自動で1分間隔の測位に切り替わり、子どもの細かい動きに対応できるのが嬉しいです。

3.みもりGPSトークの屋内での精度

各社GPSサービスの口コミの中で、「精度が悪い」と言われるものの多くが、学校や家の中など建物に関するものです。

GPS全般に言えることですが、コンクリートの建物は電波を通さないため、位置情報をつかむのがそもそも苦手でした。

そこで、みもりGPSトークは屋内での精度向上に向け、独自の取り組みで誤差を防止を図っています。

なんと、学校のWi-Fi情報を独自にデータベース化し、専属のサポートセンターが学校ごとに位置情報を補正しているそうです。

一般的にGPSは、そもそもの性質によって屋内など電波を遮るところでは位置情報がズレがちです。

それを補正独自補正によって測位精度を向上させることで、登下校の確認をより確実にしています。

利用者の多い学校から順次対応されているようです。とはいえ、公式サイト内に「ご連絡いただければ修正いたします」ということばも見つけてしまいました。

ただし、学校によって対応できない可能性もありますので、ご承知おきください。

4.まとめ：誤差防止のため独自の工夫を重ねており信頼できる

今回検証した「みもりGPSトーク」は、誤差防止のため独自の工夫を重ねており、小学生の通学等の見守りに精度よく使えるGPSサービスでした。

GPS選びのひとつの参考にしていただければ幸いです。

当サイトでは、我が家で実際にみもりGPSトークを使った口コミを記事にまとめています。

活用のヒントに併せてご覧ください。