ドコモの見守り「イマドコサーチ」は、親子の安心安全のために居場所を「知りたい」「知らせたい」に応えるサービスです。
ところでイマドコサーチが次々アップデートされているってご存知でしたか?
この記事では、イマドコサーチを実際に使ってレビューします。
イマドコサーチおよび対応端末をNTTドコモ様からお借りして記事を作成しております。
1.検索無料のイマドコサーチはドコモ以外の保護者でも使えるから便利
ドコモのイマドコサーチが進化し、キッズケータイ側でイマドコサーチを契約できるようになりました。
直近のサービス内容の進化は次のとおりです。
変更日 | 変更後 | 変更前 |
2023.12 今回 | イマドコサーチの契約はキッズケータイでも行えるようになり、ドコモ以外の保護者でもキッズケータイが探せるようになった | イマドコサーチの契約は見守る側(保護者の端末)で行うため、保護者はドコモ・ahamo・irumoいずれかが必要 |
2023.10 | ドコモメールがなくても「comotto for Supporters」アプリで通知を受け取れるように | 検索結果の確認はドコモメールのみ |
2023.6 | irumoでも契約可能に ドコモ・ahamo・irumoに対応 | ドコモ・ahamoのみ対応 |
2023.2 | 検索料無料に ※探す方がFOMA料金プランの場合のみ検索料5.5円(税込)/回がかかる | 検索の都度検索料発生 (1回あたり5.5円) |
ドコモ以外の保護者でもイマドコサーチが利用できるようになったことは、嬉しい改善ですね。
探される方(子ども)のプランが
のとき、イマドコサーチの契約ができるので、ドコモ以外の保護者でもイマドコサーチを利用できるようになりました。詳細はこちらをご確認ください。
2.ここが安心!イマドコサーチの機能とメリット
イマドコサーチの親子の安心のための機能をご紹介します。
いますぐ検索
「今」どこにいるか知りたい場合、いますぐ検索を使います。
キッズケータイ側では予め位置検索を許可するかどうか予め設定できます。
- 「許可」探される側は操作不要
- 「毎回確認」探される側が検索の都度許可操作が必要
- 「拒否」検索できない
子どもに持たせて通常の使い方をするなら設定は「許可」が便利。子どもがいちいち「毎回確認」を行うのは非効率なので、親子で確認しあったうえでいつでも位置情報を取得できるようにしました。子どもの自立とともに、自分から連絡するなど約束ができるようになってきたら「毎回確認」「拒否」を検討していきたいです。
なお、万一検索に失敗した場合には、一定時間自動で検索を続ける「くりかえし検索」が設定できます。
移動みまもり検索
開始から20分間、約20秒ごとに見守りを行います。
実際に道なりにしっかり移動経路を追えていました。
実際に20分ずっと移動を見守ることってあまりありませんが、「いつもはお迎えに行くけどひとりで帰ってきてもらう」「始めてひとりで買い物に行く」のようなミッションの際に安心して見守れると感じました。
スケジュール検索
スケジュール検索では、設定した日時に定期的に位置を測定し通知します。
特定の曜日や時間など、習い事や登下校のパターンに合わせて登録できます。
習い事で、目的地に到着してるはずの時間帯に設定しておき、到着を確認するのに便利でした。
エリア監視
スケジュール検索と組み合わせることで、設定したエリア内にいるか外にいるか通知してくれます。
ちょこっと通知
「ちょこっと通知」は子どもの側から親へ居場所を通知できます。
防犯ブザーを鳴らしても同様に位置情報が通知されますが、「ちょこっと通知」がいいのは防犯ブザーを鳴らさずに通知ができるところです。
電源オフ検索
キッズケータイKY-41C本体の機能として、電源オフ時に「簡易電源オフになりました」の旨通知はきます。
ただ、万一事件等に巻き込まれた場合、少しでも手掛かりになるのはやはり位置情報です。
イマドコサーチでは、電源オフの直前の位置情報を通知してくれます。
事件ではなくても、キッズケータイをどこかに忘れてきた場合などにもイマドコサーチは有効だと感じています。
ちかくの事件情報
キッズケータイ周辺の最近30日以内の事件情報について、地域と詳細を表示できます。
小学校や地域のメールでも通知は受けていますが、文字だけの情報なので読み流してしまいがちです。地図で見るとあらためて事件発生箇所と自分の位置関係がわかり、自分事としてとらえるようになりました。
3.イマドコサーチの気になる点
イマドコサーチの気になる点は2つです。
最新の位置情報は都度取得が必要
イマドコサーチで最新の位置情報を知るには、その都度、保護者か子が位置情報を取得するボタンを押す(もしくは事前に設定しておく)必要があります。取得には数秒かかります。
ただし、2023年2月に「ちょい前かくにん」機能がリリースされたことにより、保護者の端末でイマドコサーチを開いたときに、少し前の子どもの位置情報が確認できるようになりました。
ちょい前かくにん
キッズケータイの「ちょい前かくにん」の設定をONにし時間帯や間隔を設定しておくだけで、保護者の端末でイマドコサーチを開いたときに「直近で取得できている位置情報」がトップページに表示されます。
(キッズケータイKY-41C、Androidスマートフォン対応)
ちなみに、いわゆるGPS専用端末は最新情報への更新間隔は最短でも90秒程度のものが中心です。
キッズケータイを使うのは、少しずつ親の見守りから離れ自立していく年代の子が多いもの。
通話機能とGPSの双方で、親子の安心をサポートします。
無料ではない
イマドコサーチ自体は無料ではありません。(検索は無料です)
昨今、通常のスマホへインストールする無料のGPSアプリもあるため、どちらがいいか悩まれる方もいらっしゃることでしょう。
そこでひとつ判断基準となるのは、キッズケータイを選ぶ理由にあると考えます。
キッズケータイを選んだ理由として、スマホは「SNSでのやり取り」「スマホ中毒」「事件等への巻き込まれ」などが不安だからということが多いようです。
ITリテラシーのまだあまり高くない子どもの安全を守る観点からは、キッズケータイ+見守りオプション(月額220円(税込))というのは、むしろコスパがいいかもしれません。
ちなみに主要な見守りサービスの価格は次のとおりです。
種類 | サービス名 | 月額 | 企業名 |
キッズケータイ | イマドコサーチ | 220円 | ドコモ |
位置ナビ | 220円 | ソフトバンク | |
安心ナビ | 330円 | KDDI | |
スマートフォン | TONEファミリー | 330円 | トーンモバイル |
ハロファミアプリ | 無料 | コクヨ | |
ファミリーリンク | 無料 | ||
LIFE360 | 無料 | Life360 Inc. |
4.まとめ:イマドコサーチはユーザーに寄り添う見守りオプション
2006年から始まったイマドコサーチは、時代に合わせてユーザーの声を取り入れながら進化していました。
親のスマホキャリアがドコモ以外でも対応できるようになったことで、キッズケータイ・イマドコサーチともにこれまで以上に使い勝手がよくなりました。今、親子の安心安全のために最適なサービスといえるでしょう。
目的に合った見守りサービスを選び、安心して毎日送り出すお手伝いができれば幸いです。
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