キッズ携帯の選び方を9つのポイントで徹底解説

キッズ携帯
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子供見守りGPSは種類も機能も多く、どうやって選んだらいいか迷いますよね。

この記事では、子供見守りGPSの選び方のポイントを、9つの観点からそれぞれ解説します。

1.キッズ携帯の選び方のポイント

まずは、キッズ携帯を選ぶときに見るべき9ポイントを知っておきましょう。

重要な順番に並べます。

それぞれ詳しく解説します。

POINT1:親のキャリアに対応しているか

キッズ携帯には大きく分けてフィーチャーフォン(いわゆるガラケー)とスマホの2種類があります。

実は親のキャリアによってどれを選べるかが決まってしまいます。

親のキャリアによって、

  • ドコモ・ahamo・irumo
    →ドコモのフィーチャーフォンor スマホが選べる
  • au(UQ,povoは除く)
    →auのフィーチャーフォン or スマホが選べる
  • ソフトバンク(Y!mobile・LINEMOは除く)
    →ソフトバンクのフィーチャーフォン or スマホが選べる
  • 格安simなどそれ以外のキャリア
    →スマホのみ選べる

大手3キャリアを使っていればフィーチャーフォンも選べます。

まずは自分(親)がどこのキャリアを使っているかを確認しましょう。

POINT2:セキュリティコントロール

子供に携帯を持たせるのは、やはりセキュリティ面が心配ですよね。

まちこ
まちこ

有害なアプリやサイトからブロックする機能は絶対欲しい

フィーチャーフォンであれば始めからデータ通信ができないため心配ありません。

一方、スマホだと、データ通信をブロックできような機能がついているか、慎重に見極める必要があります。

当サイトで紹介するスマホは、セキュリティコントロール機能が付いた機種を紹介します。

POINT3:持ち運びのしやすさ

キッズ携帯は毎日持ち歩くもの。子供の持ち運びやすさは重要です。

携帯端末は、小学校には原則持ち込み禁止で、許可を取れば学校内で取り出さないことを条件に持ち込みを認められる場合が多いです。(購入前に必ず通学する学校に確認しましょう

そのため、基本的にカバンやランドセルにしまっておくことになります。

通学の荷物は1年生でもタブレット端末を持ち帰ることもあり、相当重くなります。そのため、なるべく小さく軽いものがいいですね。

外で持ち歩くときは、ポシェットやかばんに入れるようにしましょう。

首から紐で下げる使い方は、遊具などに引っかかると首をしめて命にかかわる危険性があるため当サイトでは推奨しません。
使用は自己責任で、また強い力が加わったら外れる安全装置(セーフティジョイント)がついているか必ず確認しましょう。また、セーフティジョイントはあくまでも補助的なものであり、機能しない場合もあるので、公園などではかばんなどにしまうようにしましょう。

POINT4:防水性・耐衝撃性

子供の扱いは雑なので、防水性、耐衝撃性はあったほうが望ましいです。

それに、特に低学年だと手も小さいため、操作中に落としてしまうことも多いでしょう。

逆に高学年だと丁寧に扱うことができるようになるので、そこまで気にする必要はないかもしれません。その場合でも落下などの端末保証は付けておいた方が得策です。

POINT5:位置精度

キッズ携帯の位置情報は、見守りGPSのように常時経路を記録するものではなく、親が気になった時やある時刻で計測するなど、定点での情報取得となります。

まちこ
まちこ

「どこにいるの?」と通話ができるので安心です

どの機種の精度も、普段使っているスマホと同じような精度と思ってもらえばいいでしょう。

つまり、開けた屋外であれば精度が高いですが、建物内や地下だと精度は極端に落ちます。

いずれにしろ、端末によるGPS精度の差はそこまでないと考えてよいでしょう。

POINT6:バッテリー持ち

毎日使うものなので、バッテリーの持ちも使い勝手に大きく影響します。

実際どれくらい持つのかは使用環境により、大きく変わるので一概には言えませんが、連続待受時間よりおよその日数が分かります。

現在主流の端末は概ね10日を超えており、よほど頻繁に使わなければ週一や二週に一度充電すれば問題なさそうです。

POINT7:充電端子

細かいですが実際に買った後に気付いて後悔しやすいポイントです。

最新のスマホやモバイル機器の充電端子はUSB Type-Cです。一方、キッズ携帯の一部製品は、一世代前の充電端子micro USB Type-Bのものもあります。

スマホの充電ケーブルと共通化したい人はUSB Type-C製品を選ぶことをおすすめします。

まちこ
まちこ

充電ケーブルを一本化すると、機器が増えても運用が楽です

POINT8:価格

キッズ携帯の販売体系は、月額支払型です。

月額支払型:端末代金+毎月月額使用料を支払う

大手キャリアのフィーチャーフォンの場合、親の契約に紐づけて支払う場合が多いです。専用端末も新たに購入することになります。
スマホの場合、新規契約を結びます。simフリーモデルであれば既にお持ちの使っていない端末を使うことができます。iPhoneでもOKです。

その場合、初期費用を大幅に抑えることができます。

この後の比較表では、初期費用を含めて2年使用時、3年使用時の月額換算で表示し、横並びで比較しやすいようにしています。

POINT9:その他機能

その他、見ておきたい機能としては、見守り機能や防犯ブザーがあります。

見守り機能に関しては、基本的にどのキッズ携帯でも以下の機能が備わっています。

  • 居場所確認:今現在どこにいるかを教えてくれる
  • 経路確認:どの経路を通ったか一定時間記録できる
  • エリア通知:ある決められた範囲に入ったり出たりした場合、通知が来る

それ以外に、機種によっては以下の見守り機能をそなえている場合もあります。

  • タイマー通知:特定の時刻に現在位置を通知してくれる
  • 乗り物通知:車や電車など高速移動する乗り物に乗ったことを検知して通知する
  • 専用チャットアプリ:家族しか使えないセキュリティの高いチャットアプリ(LINEの代わり)

どの機種も基本的な見守りはできるので、見守り機能に関してはどれを選んでも問題ないでしょう。

防犯ブザーは、キャリアのフィーチャーフォンには全てついています。防犯ブザーがあった方がいいと思われる人はフィーチャーフォンを選びましょう。

2.まとめ

この記事では、キッズ携帯を選ぶときに見るべき9ポイントをまとめました。

キッズ携帯を選ぶときに見るべき9ポイント
  • 親のキャリアに対応しているか
  • セキュリティコントロール
  • 持ち運びのしやすさ
  • 防水性・耐衝撃性
  • 位置精度
  • バッテリー持ち
  • 充電端子
  • 価格
  • その他機能

これらを踏まえて、今話題のキッズ携帯10種を比較し、キャリア別にご紹介しています。

ご自身とお子さまにとって最適なサービスに出会え、安心して登下校できるようになるお手伝いができれば嬉しいです。