入園入学をひかえ、子供の見守り端末を持たせた方がいいのかな?と、お悩みのあなた。
我が家も小学校に入学し一人で通学するようになったのと、同時に習い事にも通うようになり、子供見守り端末を検討しました。
でも、たくさんの種類があり、どれがいいのか分からない。。
そこで隅々まで調べた結果わかったのは、見守り端末は子供の成長に合わせて使い分けた方がいいということです。
この記事では、子供見守り端末を検討中の方に、年代別におすすめの見守り方法とその理由をお伝えします。
また、子供見守りGPSとキッズ携帯の違いと使い分け方もお伝えします。
1.【年代別】子供の成長に合わせたおすすめの見守り方法
子供見守り端末は、子供の成長に合わせて選ぶことが大切です。
なぜなら、子供の年代によって見守る目的が異なり、成長に伴い行動範囲が広くなるからです。
子供の年代に合わせて次の見守り方法をおすすめします。
- 幼稚園・保育園:子供見守りGPS
- 小学校低学年:子供見守りGPS (orキッズ携帯)
- 小学校高学年:キッズ携帯 (or 子供見守りGPS)
- 中学生:キッズスマホ
もちろん、それぞれ子供の行動形態や目的によっては上記の限りではありませんが、おおよそ先ほどのような使い分けをすると間違いないでしょう。
それぞれ、理由を詳しく説明していきます。
幼稚園・保育園 / 小学生低学年 / 小学生高学年 / 中学生
2.幼稚園・保育園におすすめの見守り方法と理由
幼稚園・保育園におすすめしたい見守り端末は【子供見守りGPS】です。
幼稚園や保育園は子供一人で行動する機会は少なく、本当に見守りGPSが必要なの?と疑問に思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし、幼稚園や保育園は先生一人で子供複数人の相手をします。
どうしても自分の子供に目が行き届かない時間は発生してしまいます。
また、お家でも下の子がいるような家では目を離してしまうこともあるでしょう。
万一のことは、そういう場面で起こりがちです。
大切な子供の安全のため、四六時中子供の行動を見守れる手段を持ち合わせていたいもの。
幼稚園・保育園生が子供見守りGPSが必要な場面を詳しく見ていきましょう。
通園バスの取り残し対策として
最近バス取り残し事故が頻発しています。
同じ年の子供を持つ親として大変心苦しい事故です。
毎日大勢の子供の面倒を見る幼稚園や保育園の先生も、人間なのでどうしても気を付けていても万が一が起こってしまうことがあります。
ただ、万に一つであっても、起こってしまったら取り返しがつきません。
私も未就学児の親としては園の対策に依存するだけではなく、何かこのような事故を防ぐ手段を持っておきたいと考えました。
「クラクションの鳴らし方を子供に教える」というのはひとつ有効ですよね。
🚌クラクションで周囲に知らせて
— 佐賀新聞ニュース (@sagashimbun) September 28, 2022
バス取り残し対応訓練 上峰の認定こども園、静岡の事件を受け#バス置き去り #通園バス #クラクション#ひよ子こども園かみみね #佐賀県 #上峰町#佐賀新聞 #saga #saganewshttps://t.co/voqNrGCCXk
見守りGPSはその保険になります。端末側からの通知機能を持っている端末がよいでしょう。
バスに取り残されたり、何か異常事態になったら必ず端末の通知ボタンを押すこと、と普段から教えておく。
そうすることで、万が一取り残される事態になっても、何度も通知が親のスマホに直接届くため異常を感知することができます。
また普段とは違うGPS位置や挙動を示すことで異常に気付くことができるかもしれません。
通常時、園内でカバンを棚に置いておくと、自動的にスリープ状態になり静止していることが分かります。
バス取り残しなど異常時に子どもがカバンを持って動き回ると、GPSが安定しないため異常な挙動を示すことが多いです。
いつもなら静止している時間になっても子どもが動いていることが分かるため、毎日一定の時間に確認することで異常を検知することもできるでしょう。
特に日常のことで信頼して預けている通園バスなどだからこそ、万が一のことに気付ける保険を持っておきたいです。
子供見守りGPSを持たせておけば、これだけで防げた事故もあるのではないでしょうか。
やはり子供の安全や大事な命を守るために、保険でGPSが必要と考えます。
キャンプや大きな公園などへ外出するとき
キャンプや大きな公園に出かけるときは子どもから目が離れがちです。
幼児は好奇心が強く、大人が思いもよらぬ行動をとるもの。
またまだ小さいからと高をくくっていると、思わぬところまで遠くに行ってしまい驚かされることが多々あります。
大きな遊具のある公園でも、周りの目もあるから安全だろうと、短時間目を離すこと、ありがちです。
でも他の子供に紛れると見つけにくく、目の届く範囲から離れて隣の広場や、最悪の場合道路などにまで出てしまうこともあります。
そんな時に見守りGPSを持たせていると安心です。
特に屋外だとGPSの精度は高いので、公園のどのあたりにいるか一目で居場所が分かります。
出てほしくない範囲を予め設定しておき、その範囲から出た時に通知を受けることもできます。
特にキャンプなど目を離すと危ない場所で遊ばせる場合は、保険でGPSを持たせておくようにしたいです。
第三者に子どもを預けるとき
友だちの親や、おじいちゃんおばあちゃんなどの親戚に子どもを預けることはよくあることでしょう。
そんな目が届かないところでこそ、見守りGPSで直接自分でも見守れるようにすることが大事です。
特に兄弟一緒になど、複数人の子供の面倒を見てもらう時は、要注意です。
第三者に預ける際は、お互いわだかまりがないよう、自分でも見守れる手段を持っておくことをおすすめします。
事前にGPSを持たせていることを伝えて、何か気になることが起きた場合はすぐ連絡するようにしましょう。
その方が、預かる側も安心ではないでしょうか。
ショッピングモールなど大型商業施設で迷子になったとき
ショッピングモールなど大型商業施設での迷子を経験したことがある方もいるでしょう。
そんな時にも実は見守りGPSが役に立ちます。
といっても、建物内ではGPSが検出できないことが多く、建物内でどこにいるかまでは正直分かりません。
気にするべきは、建物内から外に出ていないか、もしくは連れ出されていないかです。
子ともが外に出た場合には、GPSの感度が良くなるため、短い時間間隔で正確に位置を示すことができます。
さっきまで建物内であっちこっちにランダムに表示されていたのに、急にあるときから正確に経路を示しだしたとしたら、外に出た可能性があります。
急いでその場に向かったり、警備・警察に連絡したりするなど、取れる手段はいくつかあります。
一方迷子になっても建物何にいることが分かれば安心して呼び出してもらったり、建物内を一つ一つ見て回ったりする余裕ができます。
子供の安全のため、人の多い広い場所に出かける際は必ずGPSを持たせる習慣をつけておくとよいでしょう。
3.小学校低学年におすすめの見守り方法と理由
小学校低学年におすすめしたい見守り端末は【子供見守りGPS】です。
小学校に入学すると、子供一人で外出する機会が徐々に増えてきます。
これまでと変わり、通学や習い事で一人で外出するわけですから、不安に思う親御さんも多いことでしょう。
そんな時に、子供見守りGPSがあると安心して送り出せます。子供も見守られている、連絡する手段があるということだけで心の支えとなり、勇気を出して出かけることができます。
楽しい小学校生活のスタートに見守りGPSは大いに役立ってくれるでしょう。
そんな小学校低学年時代に見守りGPSが必要な場面を詳しく見ていきます。
ひとりでの通学時 特に電車通学
我が家も子供が小学校に入学するタイミングで見守り端末を検討しました。
我が家は家から小学校までかなり近い方で、小学生の足でも5分もあれば着く距離です。
それでも住宅街のため、角を曲がるとすぐ姿は見えなくなりますし、狭い道で冬の夕方は暗くて若干こわいです。
やはり始めの頃はちゃんと学校まで行けているか、無事に家まで帰ってこれるか心配でした。
そんな時に見守りGPSを持たせたことで、親子ともに安心できました。
最初の数日は通学時間帯に常にスマホのGPS通知を気にしていましたが、慣れてくると画面を見なくても気にならなくなりました。
学校の周りの範囲を通知設定にして、その中に入ったり出たりしたら通知が来るように設定できたため、毎日通知が届くことで無事についたことを確認できるようになったためです。
また、我が家は下の子の習い事で家を空けていたり、テレワークで会議中でインターホンに気付かないことがありました。
そんな時に、下校の際、学校を出たことの通知がスマホに届くと、事前に心構えをすることができます。
子供の安全を見守るだけでなく、親の出迎えの準備もできるという点でとても役に立っています。
このように近場の徒歩通学でも大いに役立っていますが、学校が遠くてバスや電車通学のお子さんだと、なおさら必要になってくるでしょう。
見守りGPSの中には移動速度を検知して移動手段を示してくれる高性能な機種もあります。
そのような機種を使うことで、毎日の通学に異常がないかをしっかり見届けることができます。
何かあった時の保険の意味も含めて、小学生の通学には子供見守りGPSを強くおすすめします。
習い事
小学生になると、通学だけでなく習い事を始める子も多いことでしょう。
特に共働きだったり兄弟がいると、一人で習い事に行かせることもあるのではないでしょうか。
そんな時も、見守りGPSが役立ちます。
習い事に通う時間帯に、予定通り教室まで移動しているか、危ない道を通っていないか、無事に教室に着いたかを瞬時に確認できます。
また、習い事が終わって迎えに行く約束をしている際なども、行き違いにならないように子供の居場所をリアルタイムで知ることができるのは大変便利です。
実際我が家も、習い事に一人で行き始めた最初の頃に、次のようなハプニングがありました。
子供との意志疎通がうまくできておらず、一度家に帰ってきて欲しかったのに子供が一人で教室へ向かってしまった!!
その時は見守りGPSを持たせていたので、いつもの帰宅時間に帰ってこない時点ですぐスマホを確認したところ、約束とは違って一人で教室に向かっていることがすぐ分かり慌てて追いかけました。
その時も常に子供の位置がリアルタイムで把握できたので、すれ違いにならず追いつくことができました。
ここで見守りGPSが無ければ、ずっと待ちぼうけを食らって心配になっていたことでしょう。
無事に教室にたどり着けばいいですが、一人で行くのは初めてで、途中で迷子にでもなっていたら一大事でした。
見守りGPSを持たせていてよかったと思う場面でした。
このように、習い事に通い始めて慣れないときも、また慣れてきて逆に寄り道をしたりすることもあると思いますが、見守りGPSを持たせることで安心して通わせることができます。
子供だけでの外遊び
小学生になると友だちと一緒に放課後の学校や近所の公園で子供だけで遊ぶことが増えてきます。
ずっと親が見張っているわけにもいかないので、いつ帰ってくるか、無事に帰ってくるか毎回心配になる場面です。
こんな時も見守りGPSは役に立ちます。
常に居場所を把握できるだけでなく、危険な場所や遠くへ行かないように、予めある範囲を出ると通知が来るようにエリア設定をしておくことができます。
安心して子供だけで遊ばせることができます。
特に小学生になると自転車に乗れるようになり、行動範囲が一気に広がります。
山の中や水辺など危ない場所に近づいていないかなども後で履歴を確認することで分かりますので、子供だけでそのような危ない場所を訪れている場合は良く子供と話し合うようにしましょう。
外で子供だけで、何かあった場合でも端末側からの通知ができるようになっていると、親も行動の取りようがあります。
何かが起こってしまう前に。子供だけの外出は必ず見守りGPSを持たせたいですね。
友だちの家に遊びに行くとき
小学生になると友だちの家に遊びに行くことも出てきます。
歩ける距離であれば一人で帰ってきてもらうことができ、その際も見守りGPSで行動が把握できるので安心です。
一方場所が遠く、車などで送り迎えする際も見守りGPSが役立ちます。
迎えに来てほしくなったら、端末の通知ボタンを押して合図をするよう取り決めをしておくと便利です。
ボイスメッセージを残せる機種ならさらにわかりやすくていいですね。
こうしておくことで、毎回友だちの家から連絡してもらう手間が省けます。
友だちの家に遊びに行ったつもりが、外に遊びに出ることもあると思いますので、いつでも出先での子供の行動を把握できるのは安心できます。
キャンプや山・川遊び
ここ最近、残念ながらキャンプや街中でも川の近くなどで子供が行方不明になる事件が増えています。
見知らない場所でもそうですし、見知った場所でも子供との意思疎通がずれており、落ち合えなかったり見失ったりすることはどうしてもあると思います。
そのような時に何も持たせていなければ、どうすることもできないので、広く心当たりがある場所を探すしかありません。
見守りGPSを持たせていれば、このような事故を防げる確率が大きく上がると考えています。
キャンプ場などでも携帯の電波が通じない山奥などであれば、GPSも機能しませんが、子供が自力で行けるような範囲であれば基本的に電波は届くことが多いです。
子供の安全に代えることはできません。
子供から目を離す際は必ず見守りGPSを身に着けさせることを徹底したいです。
4.小学校高学年におすすめの見守り方法と理由
小学校高学年におすすめしたい見守り端末は【キッズ携帯】です。
小学校高学年になると、だいぶ土地勘や判断力もついてきます。
通学など身近な範囲では、子供と意思疎通が取れず行方が分からなくなる、ということはほぼ無くなるでしょう。
一方、何者かに悪さをされるなど人為的な事件は高学年であっても起こりえます。
そのような危険に備えて何かしら連絡できる手段を持っておくというのは大切なことです。
また、高学年になると塾やクラブに通い始めて、行動範囲や人付き合いの範囲が急に広がる時期でもあります。
臨機応変に予定を伝えられるよう、電話ができるキッズ携帯をおすすめします。
そんな小学校高学年にキッズ携帯が役立つシーンを詳しく見ていきましょう。
塾
キッズ携帯を検討する一番多いパターンが塾に通い始めるきっかけでしょう。
あまり遠くない地元の駅前の塾であっても、授業が終わる時間は夜遅いことが多いものです。
たとえ街中であっても夜暗くなってから子供を一人で歩かせることは危険です。
親が迎えに行くことが多いのではないでしょうか。
その際、塾によっては補習などで終わりの時間が分からないこともあります。
そんな時にはキッズ携帯を持たせて、終わったことを連絡してもらうとスムーズに迎えに行けます。
迎えに行くのに少し時間がかかる場合は、自習して待ってもらうとよいでしょう。
また、模試などでは普段と違う教室に通うことも多いです。
電車に乗って違う場所へ通う時は、こまめに連絡してもらったり、GPSで居場所を確認することで、お互い安心して通塾することができます。
キッズケータイにはGPSを使って見守るサービスもつけられます。
塾へ通うことが決まったら、同時にキッズ携帯も検討することをおすすめします。
クラブや少年団
クラブや少年団に入って活動の範囲を広げるのもこの頃です。
普段の練習は夕方学校が終わってから始まることが多いので、季節によってはあたりが暗くなり始めることもあります。
基本的には家と練習場所の決まった地点を往復するだけなので心配は少ないかも知れませんが、寄り道したり予定外の行動をとることもあるかもしれません。
場所によっては迎えに来てもらう連絡を取ることもあるでしょう。
また、遠征や合宿に行く際もキッズ携帯を持っておくと安心できます。
基本的には引率の大人に任せることになりますが、やはり何かあった時に直接連絡できる手段を持っているというのは心強いです。
クラブや少年団に入ったらキッズ携帯を持たせましょう。
林間学校やサマーキャンプ
林間学校や、サマーキャンプなど、子供だけで自然の中で活動させることも増えてきます。
このような場合も大人の目が行き届かず、想定外の事態が起こることも考えられますので、キッズ携帯を持たせて、緊急時に連絡する手段を確保しておきましょう。
実際、オリエンテーリングなどで、プログラムの中でも子供だけで行動することは多いです。
その際に、万が一道を見失った場合などに連絡手段があることとGPSで場所が分かることは保険になります。
楽しく活動できるよう保険のキッズ携帯は持たせておいた方がいいです。
子供だけでの帰省
大きくなってくると、子供だけで田舎のおじいちゃんおばあちゃんの家に帰省させることもあるでしょう。
実家なので、気軽に連絡する手段はあると思いますが、注意しておくべきは、やはり監視の目が行き届かないことです。
特に普段子供の世話に慣れていない人に世話を任せる場合、何が起こるか分かりません。
ご年配だと、注意力が働かなくなることもあります。
特に田舎だと山や川や海など自然の多い場所へ出かける機会も多いことでしょう。
やはり保険としてキッズ携帯を持たせておきたい場面です。
子供だけでの遠出
最後に高学年になると子どもだけで様々な場所に出かける機会が増えます。
買い物や遊びにバスや電車など交通機関を使って遠出することも出てくるでしょう。
そのような機会に、見守れる手段がないと、子供を信じて帰宅を待つしかできません。
キッズ携帯でみまもりと同時に連絡手段があると、お互い安心して遊びに行かせることができます。
高学年になると、社会勉強や成功体験のために電車やバスに乗ってちょっとした遠出をさせることも必要です。
そのような機会がいつ来てもいいようにキッズ携帯を用意しておきましょう。
5.中学生に見守りは必要?
中学生に見守りは必要なの?という声も聞こえてきますが、今時の中学生こそ見守り手段があったほうがいい、というのが私の考えです。
最近は中学生からスマホを持つことが半ば常識になっています。
驚くことに、持っていないと周りの友達についていけない時代です。
そうかといっていきなり大人と同じ普通のスマホを与えるのは、まだ様々な側面で早いと感じています。中学生は、適度な距離を保って見守る、ということが必要です。
そんな中学生におすすめしたい見守り端末は【キッズスマホ】です。
中学生にキッズスマホが最適な理由を具体的なシーンを挙げて解説します。
部活
中学生といえば部活に一生懸命に打ち込む時期です。
平日も夜遅くまで、休日も一日中練習に励むことも少なくないでしょう。体育系の部活であれば、居残り練習などで帰宅時間がバラバラなことも多いです。
そんな時に、遅い時間でも学校に残っているのか、ちゃんと帰宅中なのか、親が居場所を把握することができるのは安心材料になります。
場合によっては、部活に行かず、遊びに出ていることもあるかもしれません。
子供の通常と違う行動にすぐに気づくことができると、取れる手段も違ってくるでしょう。
テスト期間
キッズスマホでは、インターネットやアプリの使用時間を決めることができます。
子供にスマホを持たせる際は、テスト期間など勉強に集中する時期はスマホを使わない、など約束事を決めるべきだと思います。
通常のスマホだと、その約束が守られているか感知するすべはありませんが、キッズスマホでしっかり確認し、守られない場合はシステム上で制約をかけるようにしましょう。
特に最近はSNSにハマって1日中スマホをいじることもが増えています。
スマホを使いこなすことでいいこともありますが、まずは優先すべきことをしっかり守れるよう、親がコントロールできる手段を持っておきましょう。
いじめの防止
残念なことに、SNSいじめと呼ばれるスマホを使った新しいいじめの手段が出てきています。
そのような危険から守るためには、まずは使わせないことです。
親が盾になり、SNSの使用をコントロールすることで、物理的にそのようないじめに合う可能性を減らせることができます。
通常のスマホだと、そのような制約はできないので、スマホを渡した瞬間から使い放題になってしまいます。
キッズスマホの中には、家族同士だけでやり取りができる専用のチャットアプリを備えた端末もあります。
まずはそのような機種から始めて徐々に正しい使い方が分かるようになってから、段階的に許可するというのがいいでしょう。
いじめも起こってしまってからは対処が難しいので、予防が何よりも大切です。
友達付き合いの把握
中学生までは友達付き合いを親が把握しておくことは必要です。
部活や塾などで活動範囲はさらに広くなりますので、学校以外の人と知り合いになる機会も増えます。
そのようなときに、どこで誰と会っているかはしっかり把握しておきましょう。
キッズスマホであれば、GPSで現時点の子供の居場所が分かるので、親が知らない場所に行っていないか確認することができます。
場合によっては、アプリの使用時間を制限するなど、不適切な付き合いをしないように、予防することもできます。
スマホを持たせる際は、子供としっかり話し合って、お互いが納得した上で使ってもらうようにしましょう。
そんな時に、約束しただけでなく、システム上でそれが守られているか確認できるキッズスマホがおすすめです。
6.子供見守りGPSおすすめ3選
年代別に子供見守り端末が必要な理由をご説明しました。ここから各年代におすすめの見守り端末を紹介します。
まずは
- 幼稚園・保育園
- 小学校低学年
におすすめの子供見守りGPS3選です。
あんしんウォッチャー
機種 | あんしんウォッチャー |
最短更新間隔 | 1.5分 |
バッテリー持ち | ~1.2か月(3分時) |
重さ | 53g |
同時見守り | 9人 |
複数台見守り | 2台 |
通知エリア設定 | 〇 |
通知ボタン | 〇 |
ボイスメッセージ | ー |
充電端子 | USB Type-C |
- バッテリー持ちがよく充電回数が少なくてすみ安心
- 現在地や移動履歴がわかり安心
- 通知ボタンが簡単で安心
- 2台目は追加月額不要で安心
- 見守る人も増やせるから安心
- USB Type-Cだがアダプターが別売り
あんしんウォッチャーは、1台目契約中であれば、2台目の月額使用料がいらない見守りGPSとして話題です。
費用が安く、バッテリー持ちがいい機種です。
関連記事:バッテリー持ちがいい子供見守りGPSのおすすめ
関連記事:価格が安い子供見守りGPSのおすすめ
大手通信会社KDDIが運営しており、システム面でも安心感があります。
通知ボタンや移動履歴を確認する機能も付いており、必要な機能をしっかり備えたバランスの良いGPS端末です。
特に、追加で2台目契約の場合、追加月額不要で使える点が広く人気を集めています。兄弟姉妹で使うほかにも、バッテリー持ちがいいことを生かし車やバイクの盗難防止に2台目を使っている方や、祖父母の見守りにも活用されている方も増えているようです。
あんしんウォッチャーLE
-
- 抜群の精度で安心
-
- バッテリー持ち2ヶ月で手間いらず
-
- 2台目月額無料の圧倒的コスパ感
\期間限定本体50%オフ/
myFirst Fone S3
機種 | myFirst Fone S3 |
初期費用 | 端末代:定価24,800円 |
月額料金 | 別途SIM料金 |
(2年使用時月額) | 1,033円 (+別途SIM料金) |
(3年使用時月額) | 688円 (+別途SIM料金) |
連続通話時間 | 6時間 |
重さ | 55g |
同時見守り | 可能 |
複数台見守り | 可能 |
通知エリア設定 | 〇 |
通知ボタン | 〇 |
ボイスメッセージ | 〇通話 |
充電端子 | 付属専用ケーブル |
- 腕時計タイプで安心
- ビデオ通話が安心
- 時間を意識して成長
- GPSで安心
- 多機能
- 別途sim回線が必要
- バッテリー持ちが短い
- 充電が専用端子
myFirst Fone S3は腕時計型のGPS端末です。2023年4月にシリーズ最新機種として発売されました。
リアルタイムでの通話やビデオ電話ができるため、携帯は持たせたくないけれど連絡は取りたいといった場合に特に活躍します。別途SIMが必要です。
放課後ひとりで遊びに行ったり、習い事に行くような場合、腕に巻けるため肌身離さず持っておくことができるため、一番安心できる持ち運び方だからです。
「通話」「音楽再生」「カメラ」など、他のGPS端末にはない豊富な機能も、子供が自主的に「持っていこう」と思う気持ちを後押しします。
GPS端末というよりスマートウォッチと考えるといいでしょう。
画面が丸型のスマートウォッチが気になるという場合は、ひとつ前の世代の「myFirst Fone R1s 」もおすすめです。こちらの記事でmyFirst Fone R1sのレビューをしています。
はろここ
機種 | はろここ |
本体価格 | 6,930円 |
月額 | 580円(初月無料) |
(2年使用時月額) | 845円 |
(3年使用時月額) | 756円 |
最短更新間隔 | 1~2分 |
バッテリー持ち | 1~2週間(1~2分時) |
重さ | 41g |
同時見守り | 可能 |
複数台見守り | 可能 |
通知エリア設定 | 〇 |
通知ボタン | 〇 |
ボイスメッセージ | ー |
充電端子 | USB Type-C |
- エリア通知機能で安心
- 通知ボタンが簡単で安心
- 見守る人も増やせるから安心
- 忘れもの防止タグ・見守りモニターと連携できる
- ボイスメッセージがない
- 更新間隔に幅がある
- まだサービスが出揃っていない
はろここは、文房具でおなじみコクヨ株式会社が提供する、最新のGPS端末です。
Iotの力で家族の安心とコミュニケーションを見守ります。
通知ボタンも付いており、必要な機能をしっかり備えたバランスの良いGPS端末といえます。
同時に忘れもの防止タグが発売され、2023年中には見守りモニターも発売が予定されることから、トータルで子供を見守れると話題を集めています。
専用アプリでは、保護者や兄弟のスマホも一緒に管理できます。家族が今どこにいるか、メッセージや予定があるかをひとつのアプリで管理できるので便利です。
3,200円からさらに・・・
当サイト限定600円OFFクーポン
最安値で購入できます!!
クーポンコード:HelloKMC2401
以上、おすすめの子供見守りGPS 3選でした。
その他世の中に出ているほとんどすべての端末を調べて比較した結果はこちらの記事どうぞ。
7.キッズ携帯おすすめ3選
次に、小学校高学年・中学生におすすめのキッズ携帯/キッズスマホ3選です。
ドコモ キッズケータイKY-41C
- アイコン表示がわかりやすいから低学年から使えて安心
- ネットやゲームが使えないので安心
- +メッセージが使えてコミュニケーションが増える
- 保護者側から遠隔操作できるので安心
- カメラ機能で親子のコミュニケーションが増え嬉しい
- 防犯ブザーとイマドコサーチで安心
- USB Type-B
- 漢字とひらがなの学年別切り替えができない
- 首にかけると重みを感じる
ドコモのフィーチャーフォンです。
親のキャリアが、格安キャリアのahamoでも使用できるのがメリットです。
子供が扱いやすい小型軽量サイズで、防水・耐衝撃性能を持っているのもありがたいですね。
見守り機能を使うには「イマドコサーチ」というオプション加入が必要です。
キッズケータイ側でイマドコサーチを契約できるため、保護者がirumoやahamoでも使えます。
こちらの記事でイマドコサーチを詳しくレビューしています。
ドコモ回線の安定度も安心できますし、料金も安い方なので、フィーチャーフォンの中では一番おすすめです。
ソフトバンク|キッズフォン3
キッズフォン3 | |
親のキャリア縛り | 親がソフトバンク/ワイモバイルと回線契約必須(LINEMO不可) |
端末代 | 20,880円 |
月額料金 | 539円 |
みまもりオプション | 220円 |
事務手数料 | 0円 |
2年使用時月額 | 1,629円 |
3年使用時月額 | 1,339円 |
最低利用期間/違約金 | なし |
防犯ブザー | 〇 |
防水・耐衝撃 | 〇 |
重量 | 112g |
バッテリー持ち | 最大7日 |
カメラ | 800万画素 オートフォーカス〇 |
充電端子 | USB Type-C |
見守り機能 位置ナビ | 【位置ナビ】居場所確認/経路確認/エリア通知(みまもりマップ)/タイマー通知 |
通学通塾などで乗り物を使う方で、後述する見守りサービス「タッチでメール」を使いたい方は、対応機種であるキッズフォン3一択です。
見守り機能は2つあり、「位置ナビ」「タッチでメール」というオプションによって行います。
「位置ナビ」はキッズ携帯側ではなく、見守る保護者側の回線で契約します。
続いて、「タッチでメール」は現状キッズフォン3のみが対応している、新たな見守りオプションです。
交通系ICで乗降す
HAMIC|Hamic MIELS
Hamic MIELS 通常購入 | Hamic MIELS シェアプラン | |
親のキャリア縛り | なし | |
端末代 | 29,700円 | ー |
月額料金 | 1,100円 | 2,200円 |
事務手数料 | 0円 | 3,300円 |
2年使用時月額 | 2,338円 | 2,338円 |
3年使用時月額 | 1,925円 | 2,292円 |
最低利用期間/違約金 | なし | |
防犯ブザー | 〇 | |
防水・耐衝撃 | 〇 | |
重量 | 188.3g | |
電池容量 | 3,500mAh | |
カメラ | 1,300万画素 | |
充電端子 | USB Type-C |
見守りサービスは標準装備となっており、追加料金不要です。オプションの場合が多い他サービスと一線を画しています。
使用可能アプリ制限ができるため、年齢とともに徐々に解禁していく使い方もできます。
以上、キッズ携帯のおすすめ3選でした。
8.まとめ
この記事では
- 年代別の子供に合った見守り方法
- 子供見守りGPSとキッズ携帯の使い分け
- 子供見守りGPSとキッズ携帯のおすすめ端末
をお伝えしました。
まずは、幼稚園や保育園に入園したら子供見守り端末を検討しましょう。
小学校入学や習い事を始めたりと節目節目で見守り方法を見直すことも肝心です。
子供見守り端末は、どれか一つを使い続けたらいいというわけではなく、年代や行動に合った見守り方法があります。
ぜひお子さまの安全安心のため、ご自分の使用環境にあった子供見守り端末を選んでみてくださいね。
全ての子供見守りGPSから探してみたい人はこちらも見てね。